ドルラマ、必需品への強い需要により売上予想を上回る

［６月７日 ロイター］ - カナダのディスカウントストアチェーン、ダララマ(DOL.TO)は水曜日の四半期売上高が市場予想を上回り、安価な食料品や家庭用品に対する強い需要の恩恵を受けた。

食料品やガソリン価格の高騰が消費者の購買力を圧迫する中、コスト意識の高いバイヤーが手頃な価格の商品を求めて100円ショップに殺到し、ダララマの売り上げを押し上げている。

しかし、同社の米ダラー・ツリー(DLTR.O)は５月に年間利益予想を下方修正し、ダラー・ゼネラル・コープ(DG.N)も裁量財需要の鈍化を理由に年間利益と売上高予想を下方修正した。

小売大手ウォルマート(WMT.N)は先月、同社の低価格食料品やその他の必需品に対する需要が旺盛で、この傾向は今年下半期も続くと予想していると述べた。

ダララマは水曜日、2024年度の既存店売上高予想を5.0～6.0％、粗利益率を43.5～44.5％と再確認した。

リフィニティブのＩＢＥＳデータによると、同社の第１・四半期の売上高は前年同期の１０億７０００万カナダドルから１２億９０００万カナダドル（９億６４００万ドル）に増加し、アナリストの平均予想は１２億５０００万カナダドルとなった。

(1 ドル = 1.3382 カナダドル)

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